弊社ではお客様のご要望を伺いながら、これまで様々な加圧実験機器を製作販売しております。加圧実験機器の定番製品である、「KM10加圧実験水槽」と「深海生物キャリー水槽」は、これまで多くの科学館、水族館、教育機関、大学、研究機関、民間企業のお客様に納品させていただきました。これら加圧容器の2製品に関しまして、ご興味があり一度実機を試してみたいお客様や期間を決めて使用したいお客様にお勧めなのがレンタルサービスです。
　弊社では、加圧実験水槽と深海生物キャリー水槽をそれぞれ1台保有しておりますので、有償にてレンタルすることが可能です。基本的に弊社からの出荷日から弊社への返却日の期間をレンタル日数として、費用を計上いたしますが、お客様の条件に合わせてご相談させていただきます。レンタルに関するご質問、ご要望は弊社ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。

（左）加圧実験水槽、（右）深海生物キャリー水槽

　さて、1月に「KM10加圧実験水槽」をレンタルしていただく機会がありましたので、紹介いたします。お客様は上越市立水族博物館 うみがたり様で、2023年1月から3月まで特別展「深海を深掘り！？日本海の深海」の開催を予定されています。特別展開催期間中の隔週日曜日（1月29日、2月12日、2月26日、3月12日）に実施される「深海レクチャー」において加圧実験を行うことを予定されており、加圧実験水槽をレンタルしていただきました。
　先月1月26日、日本全国が大寒波に覆われた時期、雪のちらつく寒空の中、上越市立水族博物館 うみがたり様を訪問し、ご担当される皆様に加圧実験水槽の使用方法についてレクチャーさせていただきました。その後、ご担当者様より1月29日の初回実験は無事に終えることができましたとご一報を頂き、一安心いたしました。
　特別展の開催期間中に上記日程であと3回加圧実験を実施予定とのことですので、お近くにお越しの際にはぜひ特別展と加圧実験をご覧いただけますと幸いです。

上越市立水族博物館 うみがたり
http://www.umigatari.jp/joetsu/

特別展「深海を深掘り！？日本海の深海」
http://www.umigatari.jp/joetsu/event/shinkai/index.html

上越市立水族博物館 うみがたり